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菅原淳茂 : ウィキペディア日本語版
菅原淳茂[すがわら の あつしげ]
菅原 淳茂(すがわら の あつしげ)は平安時代初期から中期にかけての貴族漢詩人学者官位正五位下右中弁
== 経歴 ==
右大臣菅原道真の五男として誕生。早くから大学寮に入り、秀才に及第、文章得業生に補される。昌泰4年(901年)父・道真が失脚し大宰府に流された折に、他の兄弟たちと共に左遷された。淳茂は播磨国に遷されたという(昌泰の変)。当時の官位正六位下・文章得業生であった〔『菅家御伝記』(群書類従神祇部)。〕。
罪を赦され帰京後の延喜8年(908年散位の淳茂は式部少丞紀淑光と共に渤海掌客使を務める〔『扶桑略記延喜8年4月2日条。〕。その後、延喜11年(911年)以前には式部少丞に任ぜられ、翌延喜12年(912年内宴にて詩を詠んだ功で従五位下叙爵する〔『北山抄』。〕。延喜21年(921年)の正月に行われた除目では右少弁に任ぜられた〔『二中歴』。〕。後に右中弁に転じる。
その他、兵部丞大学頭、文章博士、式部権大輔を歴任〔『尊卑分脈菅原氏。〕。位階正五位下に至った〔。また、侍読も務めたという〔。延長4年(926年)正月11日卒去享年59。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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