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菊地 秀行(きくち ひでゆき、1949年9月25日 – )は、千葉県銚子市生まれの小説家、SF作家、ホラー小説家、ファンタジー作家。血液型AB型。ジャズミュージシャンの菊地成孔は弟。 == 経歴 == 幼少期に怪奇映画とハワード・フィリップス・ラヴクラフトの幻想小説に親しむ。ラヴクラフトの作品に登場する「クトゥルー神話」を題材にした作品が多いのはこのため。 銚子市立銚子高等学校を経て、青山学院大学法学部卒業。青山学院時代には推理小説研究会の会長を務め、顧問の山村正夫に師事。同期には作家の竹河聖がいる。また早稲田大学の学生たちが創設した「幻想文学会」にも参加〔東雅夫編『幻想文学講義』(国書刊行会)P.10〕。水田冬樹彦や三枝藤夫という名義でロビン・ヤング『オリンピック村の誘惑』(広済堂出版、1979年)など合計4冊のポルノ小説を翻訳したこともある〔『本の雑誌』2002年2月号 北原尚彦「水田冬樹彦訳の翻訳ポルノをコンプリートしたのだ!」〕。 フリーライターを経て、1982年、『魔界都市〈新宿〉』(朝日ソノラマ)でデビュー。 1985年『魔界行』(祥伝社)を発表、ベストセラーとなり夢枕獏とともに伝奇小説の旗手となった。他に『魔界都市』や『吸血鬼ハンターD』など多数のシリーズを持ち、現在に至るまで(文庫化も含めると)ほぼ毎月数冊のペースで作品の執筆・刊行を行っている。 古今東西のホラー映画に造詣が深く、小説のほかにホラー映画解説の著書も複数ある。80年代のホラー映画ブーム時には朝日ソノラマの「宇宙船」誌において、X君のペンネームで当時は輸入ビデオでしか見られなかった多数のB級ホラー、スプラッター映画の紹介をし、ブームに貢献した。また怪談漫画も愛好しており、貸本怪談漫画のアンソロジーを刊行している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「菊地秀行」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hideyuki Kikuchi 」があります。 スポンサード リンク
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