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華為技術有限公司(ファーウェイ・テクノロジーズ、''Huawei Technologies Co. Ltd.'')は、中華人民共和国広東省深圳に本社を置く通信機器メーカーである。 == 概要 == ファーウェイは1987年に設立され、通信機器の研究開発、製造、マーケティングに特化したハイテク企業であり、通信事業者にカスタマイズされたソリューションを提供している。 起業当初のファーウェイの顧客は中国電信、中国移動、中国網通、中国聯通などの中国企業が中心であったが、2000年代以降はブリティッシュ・テレコム、ドイツテレコム、テレフォニカ、テリア・ソネラ、アドバンスト・インフォ・サービス、シンガポール・テレコムなどのヨーロッパや東南アジアの大企業向け事業も大きく伸長しており、通信関連機器のシェアはエリクソンに次ぐ世界2位の規模となっている(モバイル・ブロードバンド製品、モバイル・ソフトスイッチ、パケットコア製品、光ネットワーク製品では世界シェア1位)〔ABI Research、Frost & Sullivan、Dell'Oro、Ovum-RHK調べ〕。現在ファーウェイは300近い通信事業者に製品・ソリューションを提供しており、世界トップ50事業者のうち45社がファーウェイの製品・ソリューションを使用している。 2010年2月、米国の著名なビジネス誌「ファスト・カンパニー」にて、Most Innovative Company Ranking(世界で最も革新的な企業ランキング)にて、Facebook、Amazon、Apple、Googleに続き、第5位に選ばれた。 毎年売上の10%以上を研究開発費に投じる等、先端技術開発への投資が旺盛な企業として知られており、20か国拠点で働く全従業員の内46%が研究開発職に携わっている。2008年に初めて国際特許出願件数世界1位になると、その後は5位以内をキープし続けている〔国際特許出願件数でパナソニックに肩を並べる 華為(ファーウエイ)の知られざる“もう一つの顔” 〕〔WIPO 特許の国際出願件数 企業ランキング(2011年) 〕〔WIPO 特許の国際出願件数 企業ランキング(2012年) 〕〔パナソニック、再び首位に 特許国際出願数 〕〔2014年の国際特許出願件数はHuaweiが首位、中国が急伸 〕。 世界知的所有権機関(WIPO)が2016年3月16日に発表した、2015年度の特許の国際出願件数によると、同社の出願数が2年連続で首位となった〔日本経済新聞2016年3月17日朝刊第14面「華為が2年連続首位 特許の国際出願 三菱電機は5位」〕。 特に、第3.9世代移動通信システムにあたるLTEや第4世代移動通信システムにあたるLTE-Advancedの標準必須特許に関しては、長年モバイル業界を主導してきたエリクソンやノキアを抑え、クアルコムに次ぐ2位の特許保有企業となっている〔LTE 関連特許のETSI必須宣言特許調査報告書の概要 〕。 日本における知名度は低いが、イー・モバイル(現在のワイモバイル)が携帯電話事業に新規参入するにあたり、ファーウェイ製の基地局設備、及び携帯端末を採用している。 2014年第2四半期から、中国市場において家庭用ゲーム機市場への参入を計画している。 ファイル:Huawei R&D mansion.jpg|研究開発ビル 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「華為技術」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Huawei 」があります。 スポンサード リンク
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