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華表(かひょう)は中国の伝統建築様式に用いられる標柱。 == 概要 == 一般的に台座、蟠龍柱(とぐろを巻く龍)、承露盤とその上の蹲獣像で構成される。華表は建築シンボルの一種であり、すでに中国を象徴するものの一つともなっている。宮殿や陵墓へ続く参道の入り口両側に置かれ、神道柱や石望柱などとも呼ばれている。 華表は通常、きめの粗い白玉を彫り上げたもので、台座は方形となっており、これを蓮華座、あるいは須弥座という。上面には龍の図案が彫刻され、蟠龍柱上には蟠龍盤とともに流雲紋が飾られている。上端側面には雲板という「誹謗木」(天子の過ちを人民に書かせる札)を模した板があり、石柱上には円形をした承露盤があり、天球と地上に対応している。柱上には天に向かって吠えるポーズを取った神獣が蹲踞しており、これを「朝天吼」あるいは「望天」という。 有名なものとして、天安門広場にある2組の華表がある。これは500年余の歴史を持つといい、一説には廓外のものが天子の外出を見守り、廓内のものは天子の帰還を見守るという。南京の呉平忠侯墓前の墓道にも華表があり、南北朝時代の梁代の石柱という。大連市の星海広場にも華表が1本あり、天安門の前の物より大きいと土地っ子の自慢である。 ファイル:华表夜景.jpg|華表 ファイル:P1090483.JPG|雲板 ファイル:Huabiao denglong.jpg|華表柱頂の蹲獣像 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「華表」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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