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クアテロン礁[くあてろんしょう]
クアテロン礁(クアテロンしょう、英語:Cuarteron Reef、ベトナム語:Châu Viên、)は、南沙諸島にある暗礁である。クアルテロン礁とも表記される〔【南シナ海問題】南沙諸島での灯台建設さらに進める 中国外務省 産経ニュース、2015年10月10日〕。 中華人民共和国が実効支配し、中国人民解放軍海軍南海艦隊が駐留しているが、中華民国(台湾)、ベトナムおよびフィリピンも主権を主張している〔南沙諸島:中国の実効支配が及んでいる岩礁は? 〕。 かつてベトナムがこの礁を領有していたが、1987年5月に中国の国家海洋局南沙考察隊が領有を主張するための主権碑を建設〔平松茂雄『甦る中国海軍』勁草書房、1991年、186ページ。〕。1988年のスプラトリー諸島海戦(赤瓜礁海戦)では、中国人民解放軍がベトナム軍を攻撃し、クアテロン礁を含む6つの暗礁を奪った〔スプラトリー海戦から25年、中国がベトナム海軍を破った艦艇を展示 〕。 2014年には、中国がこの岩礁の埋め立てを開始していることがフィリピン軍によって確認されている〔中国の軍事施設か 南沙諸島に次々建設 比軍が撮影 朝日新聞、2014年8月29日〕〔中国、岩礁埋め立てを活発化…建物にヤシの木も : 国際 読売新聞(YOMIURI ONLINE)、2014年8月28日〕。また、2015年10月9日には、中国交通運輸部が、この礁に建設された灯台の完成式典を行っている〔。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クアテロン礁」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cuarteron Reef 」があります。
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