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菱形筋(りょうけいきん)は、脊椎から起こり、左右の肩甲骨に停止する、一対の筋である。 僧帽筋の深部にあり、第6頚椎(C6)から第4胸椎(Th4)にかけての棘突起から起こり、外下方に斜走し肩甲骨の内側縁に付く。 頚椎を起始部とする上部を小菱形筋、胸椎を起始部とする下部を大菱形筋と分けて呼ぶこともある。肩甲背神経の支配を受ける。 *肩甲骨を後ろに引く作用がある。 *不良姿勢などによる肩こりでは、この筋にも不快感・重圧感・こり感や痛みを感じることがある。 ==画像== File:Rhomboid muscles animation small.gif|菱形筋 File:Muscles rhomboïdes.jpg|菱形筋 File:Gray203.png|左肩甲骨の背面。菱形筋の付着部は画像右端
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