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萌茂尻島 : ウィキペディア日本語版
萌茂尻島

萌茂尻島(もえもしりとう)は、歯舞群島の島の一つ。ロシア名はストロジェヴォイ島 ()。アイヌ語の「モイ・モ・シリ」(波の静かな島)に由来する。文献では「モヨモシリ」(松前地図)、「モロモシリ」(野付全図〔)、「モイモシリ」(蝦夷松前図〔、蝦夷全地)、「モンモシリ」(納紗布日誌〔)、「モイ小島」(殖民状況報文根室国〔)の表記も見られる。
納沙布岬の東方約6キロメートルに位置する。萌茂尻島の西北西約1.5キロメートルにはが、西北西約3キロメートルには貝殻島が位置している。北方にある水晶島の南端のからは約3.5キロメートルの距離がある。
日本の行政区画としては北海道根室市に属する。ロシアの行政区画としてはサハリン州南クリル管区に属する。
日本の視点からは、歯舞群島は日本の本土たる北海道の一部を構成する属島であり、千島列島の中には含まれないとしている。萌茂尻島は第二次世界大戦末、ソビエト連邦が千島列島全域とともに占領・編入を行った。
1933年3月、雪崩により民家で死者2名が記録されている。
== 出典==





抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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