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萩原朔太郎賞 : ウィキペディア日本語版
萩原朔太郎賞[はぎわらさくたろうしょう]
萩原朔太郎賞(はぎわらさくたろうしょう)は、前橋市1993年平成5年)の市制施行100周年を記念し、同市出身の詩人萩原朔太郎にちなんで設けた、現代詩を対象とする文学賞である。前橋市と萩原朔太郎賞の会の主催、新潮社の協力、東和銀行の協賛により行われ、受賞作と選評の発表は『新潮』誌上で、賞の贈呈式は前橋文学館で行われる。受賞者には正賞としてブロンズ製の萩原朔太郎像、副賞として賞金100万円が贈られる。
== 受賞作 ==

=== 第1回から第10回 ===

* 第1回(1993年谷川俊太郎 『世間知ラズ』
 * 候補作
  * 岡田隆彦 『鴫立つ澤の』
  * 藤井貞和 『大切なものを収める家』
  * 平出隆 『左手日記例言』
  * 建畠晢 『そのハミングをしも』
  * 平田俊子 『(お)もろい夫婦』
* 第2回(1994年清水哲男 『夕陽に赤い帆』
 * 候補作
  * 大野新 『乾期のおわり』
  * 川田絢音 『球状の種子』
  * 中江俊夫 『気体状』
  * 入沢康夫 『漂ふ舟』
  * 藤富保男 『サディ氏人相書付』
* 第3回(1995年吉原幸子 『発光』
 * 候補作
  * 粒来哲蔵 『笑い月』
  * 荒川洋治 『坑夫トッチルは電気をつけた』
  * 衣更着信 『モダニストの絵』
  * 飯島耕一 『さえずりきこう』
  * 天沢退二郎 『夜の戦い』
* 第4回(1996年辻征夫 『俳諧辻詩集』
 * 候補作
  * 吉増剛造 『花火の家の入口で』
  * 淺山泰美 『月暈』
  * 季村敏夫 『日々の、すみか』
  * 建畠晢 『パトリック世紀』
* 第5回(1997年渋沢孝輔 『行き方知れず抄』
 * 候補作
  * 鈴木志郎康 『石の風』
  * 清水昶 『芭蕉』
  * 小池昌代 『永遠に来ないバス』
  * 稲川方人 『君の時代の貴重な作家が死んだ朝に君が書いた幼い詩の復習』
  * 池井昌樹 『晴夜』
* 第6回(1998年財部鳥子 『烏有の人』
 * 候補作
  * 城戸朱理 『夷狄―バルバロイ』
  * 高橋睦郎 『この世あるいは箱の人』
  * 山本かずこ 『思い出さないこと 忘れないこと』
  * 平林敏彦 『月あかりの村で』
* 第7回(1999年安藤元雄 『めぐりの歌』
 * 候補作
  * 金時鐘 『化石の夏』
  * 倉田比羽子 『カーニバル』
  * 小池昌代 『もっとも官能的な部屋』
  * 季村敏夫 『かむなで』
* 第8回(2000年江代充 『梢にて』
 * 候補作
  * 辻井喬 『わたつみ・しあわせな日日』
  * 山本楡美子 『うたつぐみ』
  * 相澤啓三 『五月の笹が峰』
  * 川田絢音 『泥土』
* 第9回(2001年町田康 『土間の四十八滝』
 * 候補作
  * 柴田千晶 『空室』
  * 井川博年 『そして、船は行く』
  * 飯島耕一 『浦伝い 詩型を旅する』
  * 新井豊美 『切断と接続』
  * 小池昌代 『夜明け前十分』
* 第10回(2002年) 入沢康夫 『遐い宴楽 とほいうたげ』
 * 候補作
  * 長谷川龍生 『立眠』
  * 藤井貞和 『ことばのつえ、ことばのつえ』
  * 稲葉真弓 『母音の川』
  * 佐々木幹郎 『砂から』
  * 正津勉 『遊山』
  * 石牟礼道子 『はにかみの国』

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「萩原朔太郎賞」の詳細全文を読む



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