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葛西用水路(かさいようすいろ)は、埼玉県東部および東京都東部を流れる灌漑用水路である。 特に東京都墨田区内の区域(現在は暗渠化されている)に関しては、かつては亀有上水とも呼ばれ、また曳舟川(ひきふねがわ)と通称された。 埼玉・東京の見沼代用水、愛知県の明治用水とならび、日本三大農業用水と称されている〔122p - 内閣府防災情報〕。疏水百選にも選定されている。 == 概要 == 江戸時代初頭の1660年(万治3年)に江戸幕府が天領開発の一環として、関東郡代の伊奈忠克に開発させた灌漑用水路である。 利根川から引いた水で埼玉県東部を潤す農業用水として、その後も新田開発が行われるたびに延長や取水口の遷移を行い、最終的に一貫した用水路として完成するのは1760年代であった。 当初は利根川右岸から直接取水していたが、1968年の利根大堰の完成に伴い埼玉用水路から分水する形態となった。旧取水口は葛西親水公園として整備保存されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「葛西用水路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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