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月読神社(つきよみじんじゃ、月讀神社)は、京都府京都市西京区松室山添町にある神社。式内社(名神大社)で、現在は松尾大社摂社。 「松尾七社」の一社。松尾大社の南400メートルの地に鎮座する。 == 祭神 == 現在の祭神は次の1柱〔祭神を1柱とする記載は神社由緒書・境内説明板等の公式表記による。一方、文献によっては高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)を相殿に祀るともいう 。〕。 * 月読尊(つきよみのみこと) 一般にツクヨミ(月読尊)は、『古事記』『日本書紀』の神話においてアマテラス(天照大神)の弟神として知られるが、月読神社祭神の神格はその記紀神話とは別の伝承で伝えられた月神であると考えられている。『日本書紀』顕宗天皇3年2月条〔における月読神社の創建伝承では、高皇産霊(タカミムスビ)を祖とする「月神」は壱岐県主(いきのあがたぬし)に奉斎されたとある。また『先代旧事本紀』〔『先代旧事本紀』「天神本紀」。〕では、「天月神命」の神名で壱岐県主祖と見える〔。これらから、当社祭神の神格は海人の壱岐氏(いきうじ)によって祀られた月神(海の干満を司る神)と推定される。また別の神格として、壱岐氏が卜部を輩出したことから亀卜の神とする説もある〔松前健 『日本神話の謎がよく分かる本』 大和書房、2007年、pp. 60-61。〕。 関連して、『日本書紀』顕宗天皇3年4月条〔『日本書紀』顕宗天皇3年4月庚申(5日)条。〕では対馬下県直が奉斎した「日神」の記載があるが、こちらもまたアマテラスとは異なる太陽信仰を出自とする神とされる。同条では、月神と同様にこの日神も高皇産霊を祖とすると記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月読神社 (京都市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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