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蒲原沢土石流災害[がまはらざわどせきりゅうさいがい]
蒲原沢土石流災害(がまはらざわどせきりゅうさいがい)とは、新潟県と長野県境に位置する蒲原沢で1996年に発生した土石流災害である。前年に起きた豪雨災害の復旧工事に従事していた作業員14名が死亡したこの災害はその後、土石流発生が予見できたかどうかについて遺族と国の間で争われた。 == 7.11水害 == 前年の1995年夏、後に7.11水害と呼ばれる集中豪雨災害が発生した。特に姫川水系上流部の被害が激しく、氾濫により姫川に沿って通っていた道路や線路上を流れる濁流がスノーシェッドを転覆させ、多くの箇所で道路や線路の法面が崩壊した。交通手段を失った長野県小谷村平岩地区では500人以上がヘリコプターで救出される事態となった。 蒲原沢でも上流から流れ落ちる濁流により河道がえぐられ、昨年に完成したばかりの国道148号国界橋(ラーメン橋)が流失した。林野庁と建設省および長野県は、荒廃した蒲原沢に対して、治山工事、砂防工事、そして流失した国道橋梁を新たに架け直す工事を行うこととした。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蒲原沢土石流災害」の詳細全文を読む
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