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蔚山倭城[うるさん]
蔚山倭城(ウルサン〔『大日本分県地図併地名総覧 昭和十二年』昭和礼文社1989年12月〕〔蔚山 ウルサン(永原慶二監修『岩波 日本史辞典』岩波書店 1999年 P.177)、ウルサン(新村出編『広辞苑』第五版 岩波書店 1998年 P.270)〕わじょう、いさん〔『大辞林』第一版・第二版・第三版〕わじょう、)は、現在の大韓民国蔚山広域市に慶長の役の際、日本人が築いた日本式の城(倭城)である。別名は甑城(こしきじょう)、または島山城〔島山(ドサン)は城が造られた場所の地名。〕。 == 構造 == 50mほどの山に築かれた山城。頂上に本丸。北側に二の丸と三の丸が配され、更にその外側には惣構が配された。蔚山自体は小山ながら、その外郭の惣構はかなりの規模をもっていた。 『浅野家文書』に収められている「蔚山之御城出来仕目録」によると、本丸・二の丸・三の丸の石垣全長が776間2尺(約1.4km)、櫓が大小合わせて12、塀が351間2尺(約632m)、惣構塀が1430間(約2.6km)に及んだとある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蔚山倭城」の詳細全文を読む
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