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ツタ(蔦、学名:''Parthenocissus tricuspidata'')は、ブドウ科ツタ属のつる性の落葉性木本。別名、アマヅラ、ナツヅタ、モミジヅタ。 ツタという言葉は、ツタ属(''Parthenocissus'')の植物を総じて称することもある。なお、英語でのアイヴィー(Ivy)との呼び方は、ウコギ科キヅタ属の植物を指すことが多い。 ==特徴== 葉は掌状に浅く裂けるか、完全に分かれて複葉になり、落葉性。まきひげの先端が吸盤になって、基盤に付着する。無理やり抜いた場合はポツポツと吸盤だけが残る。5枚の緑色の花弁を持つ小さな花をつける。 ファイル:Boston Ivy Japanese Ivy Sucker 20080628.JPG|ツタの吸盤 File:Parthenocissus tricuspidata - Dreispitzige Jungfernrebe - Wilder Wein 2 August 207.jpg|ツタの花 File:2007.12.27.WilderWein.Frucht.WinterfutterDerVögel.jpg|ツタの実 ツタ属植物は、アジアから北アメリカに15種が自生し、日本にはツタ ''P. tricuspidata'' のみが本州から九州に自生する。「つた」の名称は他の植物や岩に「つたって」伸びる性質から名づけられた〔ツタ 岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 植物生態研究室〕。建物の外壁を覆わせ、装飾として利用される。 また、日本では古来から樹液をアマヅラと呼ばれる甘味料として利用していた。ナツヅタの名は、ウコギ科キヅタをフユヅタと呼んだため、その対比で呼ばれた。 ファイル:紅葉する蔦IMG 0175.jpg|晩秋に紅葉するツタ ファイル:Parthenocissus tricuspidata.JPG|ツタに覆われる農試公園ツインキャップ (札幌市西区) ファイル:立教大学池袋キャンパス本館.JPG|ツタが絡まる校舎 立教大学池袋キャンパス本館 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツタ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Parthenocissus tricuspidata 」があります。 スポンサード リンク
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