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チベット・モンゴル相互承認条約[ちべっともんごるそうごしょうにんじょうやく]
チベット・モンゴル相互承認条約(ちべっともんごるそうごしょうにんじょうやく、蒙古西蔵条約・蒙蔵条約とも)とは、1913年1月11日、モンゴルのウルガにおいてモンゴルのボグド・ハーン政権とチベットのガンデンポタン(ラサに本拠を置きダライ・ラマを元首とするチベットの政府)との間で締結された条約。 ==経緯== 辛亥革命により清国が滅亡すると旧領をめぐって中華民国とモンゴル・チベットは、それぞれの主張に基づいた国際的地位の確立を目指した。清国の旧領全域を自領とみなした中華民国に対し、モンゴルとチベットは中華民国から独立した国家としての国際承認を協力して得るために本条約を締結した。 チベット側の代表はアグワン・ドルジェフと二人のチベット人〔Udo B. Barkmann, ''Geschichte der Mongolei'', Bonn 1999, p380ff〕であったが、ダライ・ラマ13世はイギリスの外交官にアグワン・ドルジェフに条約を締結しうる権威はなかったと語っている〔Grunfeld, A. Tom. The Making of Modern Tibet (1996) East Gate Book, pg. 65.〕〔Bell, Charles Alfred. Tibet: Past & present (1924) Oxford University Press, pp. 150-151〕。 条約文が正式には公表されなかったことから存在自体が疑われていたが、1982年にモンゴル語の書面がモンゴル科学大学で発見された〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チベット・モンゴル相互承認条約」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Treaty of friendship and alliance between the Government of Mongolia and Tibet 」があります。
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