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蔵重久[くらしげ ひさし]
蔵重 久(くらしげ ひさし、1890年(明治23年)1月1日 - 1962年(昭和37年)〔『沖縄大百科事典』上巻、983頁。〕)は、日本の検察官、内務・警察官僚。官選県知事、姫路市長。 ==経歴== 山口県出身。蔵重梅吉の長男として生まれる。1914年、東京帝国大学法科大学法律学科を卒業し、司法官試補となる〔『新編日本の歴代知事』1111頁。〕。 以後、大阪地方裁判所検事、松江地方裁判所検事、津山区裁判所検事、三重県警視、新潟県理事官・農務課長、福島県書記官・警察部長、奈良県書記官・警察部長、岐阜県書記官・内務部長〔『官報』第759号、昭和4年7月11日。〕、茨城県書記官・内務部長、兵庫県書記官・総務部長などを歴任〔〔。 1935年6月、沖縄県知事に就任。政府の指示に従い、国民精神総動員を推進〔『新編日本の歴代知事』1131頁。〕。1938年6月、鹿児島県知事に転任。肝属郡の風水害の復旧、屋久島発電計画などを推進〔。1939年4月17日、依願免本官となり退官した〔『官報』第3683号、昭和14年4月18日。〕。その後、同年5月から6月まで姫路市長を務めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蔵重久」の詳細全文を読む
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