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薄茶器(うすちゃき)は、茶器の一種。特に濃茶を入れる陶器製の茶入を濃茶器と呼ぶことに対して、薄茶を入れるのに用いる容器を指す。通常は木製漆塗りの蓋物容器であるが、棗がこの薄茶器の総称として用いられる場合も多い。 ただし、これらの木製茶器を薄茶器に用いる習慣は、あくまで江戸時代になって濃茶と薄茶を別の容器に入れるようになってからのものである。これは「名物」の多い茶入に対して木製茶器が低く置かれたからであると思われるが、本来は茶入と同様に用いられていたという事実は注意を要する。 == 主な種類 == *頭切(ヅキリ) *薬籠(ヤロウ) *茶桶(サツウ) *金輪寺(キンリンジ) *中次(ナカツギ) *吹雪(フブキ) *棗(ナツメ) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「薄茶器」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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