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薔薇十字社(ばらじゅうじしゃ)は、日本に存在した出版社。編集顧問に澁澤龍彦たちがいた。 ==概要== 天声出版の雑誌『血と薔薇』の廃刊後、1969年、天声出版出身の内藤三津子が澁澤龍彦、堀内誠一、種村季弘たちの協力のもとに創業。『血と薔薇』で中途半端に終ってしまった企画や連載を引き継ぐ形で書籍として刊行した。島崎博・三島瑤子共編『定本三島由紀夫書誌』(1972年)の校正を担当していたのが、後の芥川賞作家黒田夏子であった〔『薔薇十字社とその軌跡』p.67〕。 1972年、都市出版社の矢牧一宏が薔薇十字社に合流。1973年に薔薇十字社が6000万円の負債を抱えて倒産した後、内藤と矢牧は共に出帆社を設立した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「薔薇十字社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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