翻訳と辞書 |
薙刀[なぎなた]
薙刀(なぎなた)は、日本の長柄武器の一種で、平安時代に登場した武具である。 == 概要 == 長い柄の先に反りのある刀身を装着した武具で、当初は「長刀」(”ながなた”とも読まれた)と表記されていたが、「刀」に打刀という様式が生まれると、「打刀」を「短刀」と区別するために呼称する「長刀(ちょうとう)」と区別するため、「薙刀」と表記されるようになった。 *以降の文章では基本的に時代にかかわらず呼称は“薙刀”で統一する 類似の武器に「長巻」があるが、長巻は長大な太刀を振るい易くするために柄をそのまま長く伸ばした”柄の長い刀”であるのに対し、薙刀は刀の柄をただ長くしただけではなく、刀身及び柄の形状共に斬撃に特化させた「長柄武器」である〔長巻の登場以後は、長巻を“薙刀”もしくは“長刀”として記述している例もあるので注意が必要である。〕。 欧米では、日本の薙刀はヨーロッパの長柄武器であるグレイブ、パルチザン、ハルバード〔の一種に分類されたり、類似の武器と見なされたりする。グレイブと比較しての特徴は、薙刀は刀身の部分が日本刀のようになっている点である〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「薙刀」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|