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薩摩琉球国勲章[さつまりゅうきゅうこくくんしょう] 薩摩琉球国勲章(さつまりゅうきゅうこく くんしょう)は、1867年に開催されたパリ万国博覧会において、薩摩藩が発行した勲章である。通称は薩琉勲章(さつりゅう くんしょう)。これが日本初の勲章とみなされている。 == 概要 == 1867年にフランスで開催されたパリ万国博覧会は日本が初めて参加した国際博覧会だが、そこに江戸幕府とは別に薩摩藩と佐賀藩もそれぞれ独自に出展を行った。中でも琉球王国を事実上の従属国としてその領土の一部を実効支配する薩摩藩は、「日本薩摩琉球国太守政府」を自称して幕府とは別の独立国の政府であることを国際社会に訴えようとした。その戦略の極めつけが勲章の製作と贈呈だったのである。 各国の高官や外交官が一堂に会する万博は、さまざまな工作が繰り広げられる外交合戦の場でもあった。幕府に先駆けて薩摩藩はパリでかなり早い時期からこうした活動を行なっており、シャルル・ド・モンブラン伯爵の勧めを受けてフランスで薩琉勲章を造り、これをフランス高官に贈呈した。 薩摩藩のこの動きに対し、幕府でも早急に独自の勲章・葵勲章の鋳造発行を行う計画が立てられたが、実現を見ないままに大政奉還・王政復古の大号令となって幕府は瓦解し、葵勲章は幻のものとなった。そのため日本の勲章史では、この薩琉勲章がその嚆矢とみなされている。
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