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薩来 : ウィキペディア日本語版
サライ (都市)
サライバトゥ・サライ、旧サライ、 Sarai Batu、 Old Sarai、 Sarai-al-Maqrus、 Saraj、 Saray) は、13世紀から15世紀にかけてキプチャク草原を支配したモンゴル遊牧政権、ジョチ・ウルス(キプチャク・ハン国)の首都だった場所。中世には世界最大級の都市で、その人口は最盛期には60万人に達したと見積もられているが、現在は廃墟と化している。
都市の名はペルシャ語で館・宮殿・オアシス・故郷などを意味するサラーイ(sarā(i))から来ている。漢字では「薩来」と表記される。
== 位置 ==

サライの街はカスピ海の北の平原地帯、アフトゥバ川の東岸にあった。この川はヴォルガ川最下流の分流で、ヴォルガから東に分かれ、537km並行しながらヴォルガ・デルタを形成しつつカスピ海に流れる川である。サライの遺跡は現在のロシア連邦アストラハン州の州都アストラハンから120km北に位置し、アストラハン州ハラバリ地区(ハラバリンスキー・ラヨン、Kharabalinsky)のセリトリャンノイェ村(Selitryannoye)付近にある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サライ (都市)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sarai (city) 」があります。



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