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薬剤感受性試験[やくざいかんじゅせいしけん] thumb 薬剤感受性試験とは抗菌薬に対する真正細菌の感受性を調べるために行われる試験であり、耐性菌の検出に用いられる基本的な試験である。薬剤感受性試験は大別すると、希釈法と拡散法に分けられ、前者はさらに液体希釈法と寒天培地希釈法に分けられる。液体希釈法も寒天培地希釈法も2倍段階希釈した薬剤(抗菌薬)を含む培地に一定量の菌を接種し、一定時間培養後にその発育の有無を観察し、薬剤に対する感受性を測定する。拡散法は一定量の菌を試験用の寒天培地(用いる試験により異なる)の表面に接種し、その上に一定量の薬剤(抗菌薬)を含む濾紙(ペーパーディスク)を置き、一定時間培養後、形成された発育阻止円の大きさから薬剤に対する感受性を測定する。拡散法は抗菌薬の検出にも応用される。 == 関連項目 ==
*薬剤耐性
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「薬剤感受性試験」の詳細全文を読む
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