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薬師瑠璃光如来 : ウィキペディア日本語版
薬師如来[やくしにょらい]

薬師如来 (やくしにょらい、, バイシャジヤ・グル)、あるいは薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい、, バイシャジヤ・グル・ヴァイドゥーリヤ・プラバ・ラージャ〔「薬-師-瑠璃-光(すなわち瑠璃光浄土・東方浄瑠璃世界)-の王(主)」の意〕)は、大乗仏教における如来の一尊。大医王仏とも称する〔「薬師」とは、外科が存在しなかった中世以前には、現代の医師に対応する言葉であった。徒然草の第117段で吉田兼好は、「良き友三つあり。一つにはものくるる友、二つにはくすし(=薬師)、三つには智慧ある友」と述べている。〕。
三昧耶形は薬壺または丸薬の入った鉢。種子(種子字)は尊名のイニシャルのバイ(bhai)。
== 概要 ==
薬師如来が説かれている代表的な経典は、永徽元年(650年)の玄奘訳『薬師瑠璃光如来本願功徳経』(薬師経)と、景竜元年(707年)の義浄訳『薬師瑠璃光七佛本願功徳経』(七仏薬師経)であるが、そのほかに建武永昌年間(317~322年)の帛尸梨密多羅訳、大明元年(457年)の慧簡訳、大業11年(615年)の達磨笈多訳が知られている。
薬師本願功徳経では、薬師如来は東方浄瑠璃世界(瑠璃光浄土とも称される)の教主で、菩薩の時に12の大願を発し、この世門における衆生の疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、衣食などを満足せしめ、かつ仏行を行じては無上菩提の妙果を証らしめんと誓い仏と成ったと説かれる。瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされている。無明の病を直す法薬を与える医薬の仏として、如来には珍しく現世利益信仰を集める。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bhaisajyaguru 」があります。



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