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薬用サフラン : ウィキペディア日本語版
サフラン

サフラン(''Crocus sativus''、(植物)、(香辛料)、)は、
西南アジア原産で、最初に栽培されたのがギリシアとされる、アヤメ科多年草およびそのめしべを乾燥させた香辛料をさす。。
== 概要 ==
別名薬用サフランと呼んで、同属植物で観賞用の花サフランクロッカス)と区別する。
名称はアラビア語「ザアファラーン」(zaʻfarān زَعْفَرَان)に由来する。日本では、咱夫藍漢字を宛てる〔小野蘭山『本草綱目啓蒙』1806年〕。洎夫藍〔『広辞苑』など〕、洎夫蘭泊夫藍などの表記も見られるが、いずれも字音が合わず、誤字である。
成分は、α、β、γ‐カロテン。他に色素配糖体であるクロシン (''crocin'')、無色の苦味配糖体ピクロクロシン (''picrocrocin'')、精油(8-10%、テルペンテルペンアルコールエステル)、クロセチン (''crocetin'') などを含む〔国立健康・栄養研究所のサイト〕。クロシン水溶性には溶けない。香りの主成分はサフラナールである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サフラン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Saffron 」があります。



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