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藍方石 : ウィキペディア日本語版
藍方石[らんぽうせき]

藍方石(らんぽうせき、藍宝石、haüyne、hauynite、アウインアウイナイト)は、ケイ酸塩硫酸塩塩化物からなるケイ酸塩鉱物。特徴的な色の宝石で稀少石。10月27日誕生石化学式 は (Na,Ca)4-8Al6Si6(O,S)24(SO4,Cl)1-2〔。ラピスラズリの主成分である。
方ソーダ石グループ準長石で、等軸晶系〔、透明、ガラス質、 典型的な双晶 (Crystal twinning) で、様々な色合い(青、白、灰、黄、 緑、ピンク)を見せる。モース硬度は5.5から6、比重は2.4から2.5〔。
藍方石は、1807年に ヴェスヴィオ山ソンマ山 (Mount Somma) において最初に記述された。名前はフランス結晶学者ルネ=ジュスト・アユイに因む。様々な地域の不完全な火成岩に現れる。
== 宝石 ==
高品質の藍方石の単体鉱物の産地は、ドイツの一部地域のみに限定されており、産出量が少ないことから大規模な採掘はされていない。大半が0.1CT程度であり、1CT程の藍方石であっても大型である。
輝きがあり鮮やかな瑠璃色を呈色する宝石は数が少ない上、美しい透明感があることから、屈指の稀少性と相まって、高い人気を誇っている。

ファイル:Haüyn facettiert.jpg|藍方石


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藍方石」の詳細全文を読む



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