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藤井保彦 : ウィキペディア日本語版
藤井保彦[ふじい やすひこ]
藤井 保彦(ふじい やすひこ、1943年4月5日 - )は、日本物理学者理学博士東京大学名誉教授。現在、一般財団法人総合科学研究機構東海事業センター長を務めている。専門は、物性物理実験(中性子・X線散乱による構造物性研究)。
== 人物・略歴 ==
広島大学附属福山高等学校を卒業後、大阪大学理学部へ入学。同大学院へ進学するも就職のため博士課程を中退〔一般社団法人日本物理学会副会長プロフィールより。〕。その後、筑波大学教授東京大学物性研究所教授を経て退官。その後、独立行政法人日本原子力研究開発機構量子ビーム応用研究部門長、財団法人総合科学研究機構東海事業センター長を務め、一般社団法人日本物理学会副会長になる。
* 1962年 - 広島大学附属福山高等学校 卒業
* 1966年 - 大阪大学理学部物理学科 卒業
* 1968年 - 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程 修了
* 1970年 - 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程 中退
* 1970年 - 東京大学物性研究所助手
* 1973年 - 理学博士(大阪大学)  論文の題は「Neutron scattering study on soft phonon modes in CsPbCl3 (中性子散乱によるCsPbCl3のソフトフォノンモードの研究) 」〔博士論文書誌データベースによる〕。
* 1979年 - ブルックヘブン国立研究所物理部門副主任研究員
* 1981年 - 大阪大学基礎工学部物性物理工学科助教授
* 1988年 - 筑波大学物質工学教授
* 1992年 - 東京大学物性研究所教授
* 1992年 - 日米科学技術協力事業「中性子散乱」日本側代表(~2004年3月)
* 1993年 - 東京大学物性研究所附属中性子散乱研究施設長(併任)
* 2000年 - 国際結晶学連合IUCr中性子散乱部会長(~2003年7月)
* 2001年 - 日本中性子科学会長(~2005年3月)
* 2003年 - 東京大学物性研究所附属中性子科学研究施設教授(改組)兼日本原子力研究所中性子利用研究センター長(非常勤)
* 2004年 - 東京大学退官
* 2004年 - 日本原子力研究所中性子利用研究センター長(特別研究員)
* 2004年 - 東京大学名誉教授
* 2005年 - 改組により独立行政法人日本原子力研究開発機構量子ビーム応用研究部門・副部門長(特別研究員)
* 2007年 - 独立行政法人日本原子力研究開発機構量子ビーム応用研究部門長
* 2010年 - 財団法人総合科学研究機構東海事業センター長
* 2011年 - 日本学術会議連携会員(~2017年9月)
* 2011年 - 国際純粋・応用物理学連合 C10部会長(~2014年10月)
* 2012年 - アジア・オセアニア中性子散乱協会長(~2013年12月)
* 2014年 - 一般社団法人日本物理学会副会長

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤井保彦」の詳細全文を読む



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