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藤井 喬梓(ふじいたかし、1959年 - )は、日本の現代音楽の作曲家。大阪府出身。文芸誌『同時代』同人。 国立音楽大学でトーマス・マイヤー=フィービッヒに師事した後、ドイツのフライブルク音楽大学でエマヌエル・ヌネスに師事。「今日の音楽作曲賞」「ISCMスイス大会」「芥川作曲賞」入選 。「福井ハープ作曲特別賞」、「朝日作曲賞(合唱)」受賞。1994年「ダルムシュタット夏季現代音楽講習会」で委嘱作を初演した。「第8回島根県音楽祭隠岐公演」音楽監督を務めた。92年頃より8年余り視覚障害を持つ人々と共に数多くの創作ワークショップを行なった。 微分音をアイデアの中心にした作品、反復音を特徴とする作品、身体的アクションと音楽の結びつきをテーマとした作品、宮澤賢治に関連する作品のほか、オイリュトミーやライアーのための音楽等、アントロポゾフィーに関連する多数の作品がある。 現在国立音楽大学教授。 ==代表作品== *「薔薇の夜」(1992) チェンバロ独奏を伴うオーケストラ * 「星めぐりの歌」(1993)オーケストラ、混声合唱、プリペアドピアノ * 「銀河鉄道の夜」(1994) 児童合唱のための組曲 *「帰途/Rückweg」(1994)Vn. Vc. Fl. Cl. Kalimba/ダルムシュタット音楽祭委嘱作品 *「風が吹き風が吹き」(1995) 女声合唱/朝日作曲賞 *「鳥をとるやなぎ」(1996) ウインド・オーケストラ *「チプコ〜木を抱く夢」(1998) モノオペラ *「イートハーブからの手紙」第1集、第2集 子供のためのピアノ曲集 *「Dancing Bones」(1999)トロンボーン独奏 * 「虹の橋」(2000)京都のわらべうたによる児童(女声)合唱組曲 *「天体舞踊説」(2005) 金管五重奏 *「ディエシス2/Diesis2」(2008)2台のシンセサイザー、オーケストラ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤井喬梓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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