|
藤井 彩子(ふじい あやこ、1969年8月23日 - )は、NHKアナウンサー。 == 人物 == 生まれこそ東京都だったものの、裁判官だった父親の仕事の関係で、その後は北海道や大阪府、神奈川県などで育つ〔NHK女性アナウンサー戦後50年プロジェクト編『NHKラジオ深夜便 日本列島女たちの50年』ドメス出版 1995年12月〕。大阪府立北野高等学校を経て〔同期生には小寺康雄アナ、橋下徹(大阪市長)がいる。〕青山学院大学文学部卒業後、1993年入局。趣味はジョギングで、時間が空けばいつも走っている(本人談)。入局当初はスポーツを担当していた。特に高校野球中継では「NHKの女性アナウンサー初」の冠がつくことを次々に担当していた〔NHK女性初のラジオ中継をしたのは1999年8月10日の新湊高校と小松高校の隣県同士の戦いだった。試合は小松5-1新湊だったが、9回表に同点になり11回に新湊が4点を追加して逆転して勝った大逆転の試合だった。この日は当時朝日放送の赤江珠緒アナウンサーが初めてのテレビ中継を担当した日でもあった(「〈私と甲子園5〉実況席で大きさ実感 赤江珠緒さん」朝日新聞2014年8月7日)。〕。 2003年に当時の担当番組だった『NHKニュースおはよう日本』のディレクターと職場結婚(のちに離婚)。二度目の大阪勤務となってからはスポーツの現場を離れ、家庭の主婦でもあることを活かし生活情報番組も担当するようになる。『おしゃれ工房』ではママ役でもある先輩主婦の宮川花子、奥野史子を相手に、関西のノリで番組を進行した。 2005年に開かれた「愛・地球博」では、「NEDOパビリオン」で展示された「リプリーQ1expo」〔リプリーQ1expo 大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻 石黒研究室他製作〕のモデルとなり、『ウイークエンド関西』の中でその製作過程が放送されたほか、様々なメディアを通して全世界に紹介された。 2008年2月8日に生放送された討論形式の番組「かんさい特集『新知事・市長に問う 大阪の、これから』」での司会を担当した。討論中にスタジオ入りした橋下徹(大阪府知事に就任して3日目)に対して、「約30分の遅刻で到着されました」と再三にわたって紹介した〔 橋下府知事が生放送でNHK“口撃”『産経ニュース』2008年2月9日〕。橋下によれば、あらかじめ、公務のため放送には遅れると伝えていたことに対して、NHKが出演を求めた結果の出演であった〔「橋下府知事、NHKに“絶縁状”生放送めぐりブチ切れ」スポーツニッポン大阪、2008年2月10日〕。橋下はこれらの言動に対して番組中に激怒し、同日の記者会見で、「『公務だ』とスタジオに連れて行かれ、女性司会者に頭にきた。出演前後の挨拶も無かった」として、「局に呼びつけられることが公務とは思わないので、今後、NHKには一切出ない」〔 橋下府知事「NHKのスタジオ収録には出ない」『朝日新聞』2008年2月9日〕と述べた。以上に対し、NHK大阪放送局広報部は「藤井の発言は場を和ませようとしたもの」と述べた。ちなみに橋下とは同じ高校の同級生である。 2009年は深夜のニュース番組のキャスターを担当したが、2010年からはバラエティー番組にも進行役で携わる機会が増えた。 2013年3月に落語家の古今亭菊之丞と再婚。〔NHK藤井彩子アナ、古今亭菊之丞とお互いバツイチ婚 スポーツ報知 2013年3月14日〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤井彩子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|