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藤井進 : ウィキペディア日本語版
藤井進[ふじい すすむ]
藤井 進(ふじい すすむ、1967年7月25日 - )は、第67回全国高等学校野球選手権大会で活躍した元野球選手山口県宇部市出身。
== 来歴・人物 ==
山口県立宇部商業高等学校時代3年生の夏に1大会最多記録となる4本塁打を放ちいきなり注目を浴びる。しかし決勝の対PL学園戦であっさり清原和博に更新され、センターの守備についてその瞬間(打球)を見送るだけだった(この場面は当時朝日放送アナ・植草貞夫の名実況でも有名)。なお、決勝戦では桑田からセンターフェンス直撃の三塁打を打っており、あとほんの数十センチ打球が高ければ清原と並ぶ5本塁打、新記録となる4試合連続本塁打の記録となるところだった。藤井がこの時挙げた1大会14打点は、2008年第90回大会萩原圭悟大阪桐蔭)が15打点を挙げるまで夏の甲子園の大会記録だった。
宇部商業高等学校卒業後は、東都青山学院大学に進学したが、ここで意地の悪い先輩たちに「甲子園で活躍したからっていい気になってるんじゃねえぞ」と言わんばかりの嫉妬も絡めたいじめを受け、その精神的苦痛のため野球部も退部してしまったともいわれ、プロへの道を断たれてしまった。本人の語っているところによると、大学野球のレベルの高さについて行けなかったことも事情としてあったようである。これにより、短い野球生活を終えることになってしまった。
引退後の現在は神奈川県川崎市川崎区東扇島にある東急グループの米穀食糧会社・東光食糧に勤務している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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