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藤代バイパス車両失踪事件 : ウィキペディア日本語版 | 藤代バイパス車両失踪事件[ふじしろばいぱすしゃりょうしっそうじけん] 藤代バイパス車両失踪事件(ふじしろバイパスしゃりょうしっそうじけん)とは、「藤代バイパス」〔この事件が新聞に掲載された当時、現在の藤代バイパスはまだ着工前であったが、当該新聞記事には「藤代バイパス」と記載されている。新聞掲載前年に藤代近くまで開通した取手バイパスを指す可能性もあるが不明。〕を走行中の自家用車が忽然と姿を消したとされる事件のことをいう。 == 事件の経緯 == ある晴れた日の朝、某銀行支店の支店長代理(39歳)の運転する車が、次長(38歳)と銀行の得意客を乗せて、茨城県竜ケ崎市にあるゴルフ場に向かっていた。車が水戸街道の松戸市及び柏市を経由した後の午前8時過ぎにそれは起こった。150メートルほど先を走っていた黒塗りのトヨペット・ニュークラウン周辺から、突如として白煙とも水蒸気とも判断付かないガス状の気体が噴き出した。しかし、それは5秒ほどで霧消したものの、前方を走行していたはずのトヨペット・ニュークラウンが影も形もなく消え去っていた。3人は驚愕して、思わず「車が消えた!」と叫んだ。その車は水戸街道の葛飾区金町付近からずっと先行していた東京ナンバーの車で、後部座席の左側でクッションにもたれた年配の男が新聞を読んでいたことを3人ともはっきりと覚えているいう。現場付近は横道も急カーブも存在しない直線の道路であることから、知らぬ間に車を見失ったとは考えられず、3人は「誰にも信じてもらえそうもない現象だが、車は確かに目の前で影も形もなくなった」と強調するのみだった〔毎日新聞 1964年3月4日 夕刊〕。
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