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滋野井公時[しげのい きんとき]
滋野井 公時(しげのい きんとき)は平安時代後期から鎌倉時代前期の公卿。権大納言・滋野井実国の次男。滋野井家2代当主。 == 経歴 == 保元3年12月(1159年1月)僅か2歳にして従五位下に叙爵。仁安3年(1168年)従五位上に陞叙され、嘉応2年(1170年)侍従となる。 承安3年(1173年)正五位下に叙され、備中権介、右近衛少将、備中介を歴任し、安元3年(1177年)従四位下、治承5年(1181年)従四位上・備中権介に叙任。寿永2年(1183年)には正四位下に昇り、左近衛中将に任ぜられる。元暦2年(1185年)伊予守、文治4年(1188年)蔵人頭となる。文治5年(1189年)従三位・参議に叙任され公卿に列し、文治6年(1190年)備前権守、建久4年(1193年)正三位、建久6年(1195年)近江権守となるが同年4月に参議と中将を辞任。 建久9年(1198年)従二位となる。近江権守の任期が果てた後は散位となり、承元3年(1209年)に出家し、承久2年(1220年)4月23日に64歳で薨去した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「滋野井公時」の詳細全文を読む
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