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藤原千方の四鬼[ふじわらのちかたのよんき]
藤原千方の四鬼(ふじわらのちかたのよんき)は、三重県津市などに伝えられる伝説の鬼。 == 概要 == 様々な説があるが、中でも『太平記』第一六巻「日本朝敵事」の記事が最も有名。 その話によると、平安時代、時の豪族「藤原千方」は、四人の鬼を従えていた。どんな武器も弾き返してしまう堅い体を持つ金鬼(きんき)、強風を繰り出して敵を吹き飛ばす風鬼(ふうき)、如何なる場所でも洪水を起こして敵を溺れさせる水鬼(すいき)、気配を消して敵に奇襲をかける隠形鬼(おんぎょうき。「怨京鬼」と書く事も)である。藤原千方はこの四鬼を使って朝廷に反乱を起こすが、藤原千方を討伐しに来た紀朝雄(きのともお)の和歌により、四鬼は退散してしまう。こうして藤原千方は滅ぼされる事になる。 他の伝承では、水鬼と隠形鬼が土鬼(どき)、火鬼(かき)に入れ替わっている物もある。 また、この四鬼は忍者の原型であるともされる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤原千方の四鬼」の詳細全文を読む
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