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藤原基良[ふじわら の もとよし]
藤原基良(ふじわら の もとよし)は鎌倉時代前期の公卿。粟田口基良とも。正二位権大納言。葉川殿と号す。大納言藤原忠良の長男。母は権大納言滋野井実国の娘。子に良教、房教、教嗣、がいる。 == 家系 == 近衛家庶流の家に生まれたが、父忠良は歌人として知られていた。基良も歌人として名を成すようになるが、基良より5才年少の家良の方が官位昇進の面で常に基良に先んじていた〔歌人としての評価も家良の方が高い。〕。基良は従三位に叙せられてから権中納言に任ぜられるまで、実に23年間を非参議として過ごしている。この間、家良は先に従三位や権中納言となり、極官も内大臣に至ったが、兄である基良は権大納言止まりで在任期間も短かった。近衛家庶流としてこの程度の処遇しか受けられなかったが、子の良教は忠良の系統では唯一、従一位に叙せられるのである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤原基良」の詳細全文を読む
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