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藤原為頼 : ウィキペディア日本語版
藤原為頼[ふじわら の ためより]
藤原 為頼(ふじわら の ためより、天慶2年(939年)? - 長徳4年(998年))は、平安時代中期の貴族歌人藤原北家良門流、刑部大輔藤原雅正の長男。官位従四位下摂津守紫式部伯父にあたる。
== 経歴 ==
安和2年(969年春宮少進に任ぜられ、のち春宮権大進として皇太子・師貞親王に仕える一方、安芸権守丹波守と地方官を兼ねる。またこの間、安和2年(970年従五位下天元3年(980年従五位上と昇叙されている。
永観2年(984年)師貞親王が即位花山天皇)すると、寛和元年(985年正五位上寛和2年(986年従四位下と急速に昇進する。しかし、同年6月に発生した寛和の変により花山天皇が退位出家すると、以降の昇進は停滞した。
長徳2年(996年太皇太后宮大進に任ぜられ、太皇太后昌子内親王に仕える。
勅撰歌人として『拾遺和歌集』(5首)以下の勅撰和歌集に11首が入集〔『勅撰作者部類』〕。家集『為頼集』がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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