|
藤原 道山(ふじわら どうざん、1972年7月10日-)は、東京都生まれの尺八演奏家、作曲家。ニックネームは ”和楽器の貴公子"。 == 来歴・エピソード == 箏曲家の祖母の影響を受けて10歳より尺八を始める。14歳から人間国宝山本邦山に師事、都山流師範となり以後、道山を名のる。 江戸川区立平井東小学校〔 NHK Eテレ課外授業 ようこそ先輩「壁また壁!だから尺八は面白い」(2008年9月21日放送) 〕、江戸川区立小松川第一中学校、東京都立小松川高等学校を経て東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中に安宅賞を受賞。卒業の際、皇居にて皇后美智子ほか皇族の前で演奏する。 大学時代には作曲専攻生との実験的な音楽への製作や、オーケストラとの共演を行うなど様々な音楽活動を行う〔 川島素晴「尺八(五孔一尺八寸管)のためのエチュード」解説 〕。 雅楽、能楽、狂言、囃子、箏曲などのさまざまな邦楽器にも興味を持ち研鑽を積む〔WORLD AIR CURRENT2005年3月12日記事より 〕。 *1997年 同大学院音楽研究科修了。その後、同大学の非常勤講師を2年間勤める。 *2000年 みやざきみえこ(箏奏者)とユニット「East Current」を結成。 *2001年 日本コロムビアよりファーストアルバム「UTA」をリリース。 *2003年 江戸川区文化功績賞を受賞(江戸川区の中学校公演の普及活動の功績により) *2004年 East Currentアメリカでツアーを行う〔front HPより2004年3月、「国際交流基金」主催事業として「イーストカレント(箏:みやざきみえこ&尺八:藤原道山)」のアメリカ・ツアー(サンディエゴ、メキシコ/ティファナ、シカゴ、スポケン、シアトル、フェニックス)に舞台監督として帯同。 〕。 *2006年 9月サントリーホール20周年コンサートに出演。武満徹作曲「ノヴェンバーステップス」のソリストとして、クリスティアン・アルミンク指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演 *2007年 古川展生(チェリスト)、妹尾武(ピアニスト)とのユニット「KOBUDO -古武道-」(ユニット名は古川の古、妹尾の武、藤原の道から)を結成。これまでに6枚のアルバムと1枚のDVDをリリース。全国ツアーやレコーディング活動を行っている。 *2008年 稲本響(ピアノ、作曲)、村治佳織(ギター)、三響会(邦楽囃子)、英哲風雲の会(和太鼓)とともに、珠響(たまゆら)を結成。芝・増上寺、サントリーホールで結成コンサートを行う。2010年には全国5都市でのツアーを行う。 *2009年 ウィーンフィルコンサートマスター フォルクハルト・シュトイデ率いるシュトイデ弦楽四重奏団とコンサートツアー及びウィーンにてレコーディングを行う。 *2011年 第32回松尾芸能賞・新人賞を受賞。5月28日公開の映画「手塚治虫のブッダ」ー赤い砂漠よ!美しくーに、ゲストミュージシャンとして参加。 *2012年よりマリンビストSINSKEと全国コンサートツアーを行う。2015年12月現在までに4枚のツアーアルバムを制作 *2013年 東京芸術大学非常勤講師となる *2015年 サントリーホールにて15周年Anniversary concertを開催。山田和樹の指揮、横浜シンフォニエッタとの共演 *2016年1月現在までに、15枚のソロアルバム、齋藤孝監修の呼吸に関するアルバム『イキイキ』ほかリリース。 純邦楽にとどまらず、様々な歌手、音楽家や美術家、俳優などとのコラボレートを積極的に行い、尺八の新境地を切り開く幅広い音楽活動を行っている。 所属事務所はホリプロ。都山流尺八楽会大師範。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤原道山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|