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蓄音機[ちくおんき]
蓄音機(ちくおんき、アメリカ英語:Phonograph、イギリス英語:Gramophone)は、言葉の意味は録音機のことであるが、こんにちの用語としては、蝋管などによるエジソンらの装置から、エレクトロニクス時代以前あたりまでのレコードプレーヤーを総称して、日本では蓄音機と呼んでいる。以下もっぱらレコードプレーヤーについて説明する。 == 概要 == 蓄音機は、声の振動を物理的な溝の凹凸ないし左右への揺れとして記録したレコードから、振動を取り出し拡大して、音声を再生する装置である。 エレクトロニクス発達以前のことゆえ、回転部(ターンテーブル)の動力としては巻き上げた重りやぜんまいを使用し、針で拾った振動のエネルギーを直接利用して、指数的に内径の広がる(元のエネルギーが非常にわずかなので、理想に近い形状が必要である)ホーンにより音響的に音声信号を拡大している。 かつてはオーディオテクニカのフォノギャラリーが世界有数のコレクションを誇っていたが、2014年3月に、その大半が福井県立こども歴史文化館に寄贈された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蓄音機」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Phonograph 」があります。
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