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蘭寿 とむ(らんじゅ とむ、8月12日-)は、宝塚歌劇団卒業生(元花組のトップスター)、女優、歌手。愛称は「とむ」「まゆ」「らんとむ」。 兵庫県西宮市出身、武庫川学院高等学校卒業。公称身長170cm、血液型O型。 所属事務所はジーアールプロモーション。 == 来歴・人物 == 小学生のとき、友人に誘われてバレエを始める。中学・高校時代は創作ダンスに打ち込み、高校時代にはキャプテンもつとめた。 「宝塚GRAPH」2006年12月号の『波瀾爆笑!わが人生』の取材に対し、「中学2年のとき、ダンス部の友人に誘われて宝塚歌劇と出会った。以来、休日には始発電車で早朝から大劇場のチケット売り場に並んで当日券を買うくらいはまり込んだが、当時は宝塚音楽学校を受けることまでは考えていなかった。しかし、高校入学後に友人が音楽学校を受験したことを知り、進路決定の際『ここで受験しなかったら絶対に後悔する』と考え一念発起した」と告白した。 1994年、宝塚音楽学校に入学。82期生。82期生の入学試験は過去最高の倍率48.2倍であり、その中で入学から卒業まで一度も首席の座を渡さなかったことで知られる。 1996年3月、宝塚歌劇団に首席入団。同年『CAN-CAN』で初舞台後、花組に配属。同期には遼河はるひ、壮一帆(元雪組トップスター)、涼紫央、紺野まひる(元雪組娘役トップ)、西條三恵らがいる。 2000年6月、ベルリン公演メンバーに選抜される。2001年、『ミケランジェロ』で新人公演初主演。2002年には『月の燈影』でバウホール公演初主演。 2003年、エンタの神様(日本テレビ)でモーニング娘。と共演し、2005年の『服部有吉2005 Presents R・Hatter(アール・ハッター)』等外部出演の経験も多い。 2006年4月、宙組へ組替え。3番手スターとなる。同年11月、『維新回天・竜馬伝!』で徳川慶喜役を演じる。 2007年、大和悠河のトップ就任後は2番手スターに昇格。『バレンシアの熱い花』では北翔海莉と役替わりで相反する二役に挑み、芸域を更に広げる。 2009年2月のバウホール公演『逆転裁判 蘇る真実』と、同年8月に続演された『逆転裁判2 -蘇る真実、再び…-』では、ゲームキャラクター・成歩堂龍一を元にした主人公、熱血弁護士・フェニックス・ライト役を演じた。 2009年2月に東京ドームで開催された「世界らん展日本大賞2009」では、「『蘭寿とむ』の蘭」と題された胡蝶蘭が特別展示され、会期中には本人が出席してのトークセッションも行われた。 2010年9月に初のコンサート『“R”ising!!』を開催。 2011年4月、花組に異動、同組トップスターに就任。相手役は真飛より引き続いて蘭乃はな。お披露目公演は「オペラ座の怪人」を元にした大作『ファントム』。 2013年5月、宝塚歌劇100年の愛(TBS)特別番組で、女優北川景子と対談した。 2013年8月、SMAP×SMAP(フジテレビ)番組のコーナーBISTRO SMAPにて女優北川景子と共にゲストとして出演した。また、2014年1月には、同番組のコーナー「スマ進ハイスクール」に凰稀かなめ、柚希礼音と共に講師として出演した。 2014年5月、『ラスト・タイクーン‐ハリウッドの帝王、不滅の愛‐』『TAKARAZUKA∞夢眩』東京宝塚劇場公演千秋楽にて退団。 2014年9月、退団後の初仕事として、ショー『ifi(イフアイ)』主演(演出:小林香)。『TAKARAZUKA∞夢眩』の一部振り付けを担当したKENTO MORIとの共演となる。 2015年1月21日にビクター・エンターテインメントから発売の宝塚OGがリリースするカバーアルバム『麗人 REIJIN』に参加。坂本九の「心の瞳」をカバーした。 同年1月31日、ジーアールプロモーションとのマネージメント契約を発表。 2016年5月〜6月には帝国劇場にて上演される『天使にラブソングを〜シスター・アクト〜』に森公美子とのダブルキャストで主演予定。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蘭寿とむ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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