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虎尾鎮[こびちん]
虎尾鎮(こびちん)は台湾雲林県の鎮。 == 地理 ==
== 歴史 == 1717年、諸羅県はこの地に大田一堡﹝現在の虎尾鎮、土庫鎮﹞を設置したのが文献での初見である。地形が起伏に富んでいたために当時は「大崙脚」と称されていた。しかしこの地区の開発は遅く、1759年(乾隆24年)に福建から郭六才が入植した後に本格的に着手された。郭六才は大崙脚東北部、族に后尾と称される地方に「五間草寮」を設け、この地区は「五間」と称されるようになった。しかし1830年(道光10年)に発生した曽圭角による反乱の際に戦闘が行なわれ、当時の街区は焦土と化している。 日本統治時代初期、虎尾地区には僅かに五間と青埔仔に小集落が存在するのみであったが。1896年に大日本製糖株式会社が五間に工場を建設すると、台湾に於ける製糖中心となった。その後1920年10月1日に台南州虎尾郡虎尾庄役場が設置され。1933年には台南州虎尾郡虎尾街へと昇格している。ちなみに虎尾の名は郡內を虎尾溪が貫流することに因んだものであり、また郡衙が設けられたために五間厝も虎尾と改稱された〔水越幸一 「市郡の區域稱呼其所在地並街庄の稱呼等に就て」『臺灣時報』第十六號、大正九年、一四一頁。〕。戦後の1946年、 台南県政府が成立すると街庄は郷鎮と改められ、台南県虎尾鎮と改称された。1950年10月1日の地方行政区改革により雲林県及び嘉義県が設置されると、虎尾鎮は雲林県に帰属するようになり、現在に至っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「虎尾鎮」の詳細全文を読む
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