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株式会社虎屋本舗(とらやほんぽ)は、1620年創業の、広島県福山市に本社を置き和菓子及び洋菓子を製造・販売する広島県の菓子業界で最も歴史のある企業である。和菓子のとんど饅頭や虎焼、近頃はお好み焼きやたこ焼きを始めとする様々な食品を模した洋菓子の元祖・本物そっくりスイーツシリーズは、全国のマスコミに取り上げられ一躍有名になり、今では地元の観光資源となっている。様々な伝統的、革新的でユニークな商品に加え、江戸時代から続く商訓「和魂商才」と「商人道経営」でCSRにも積極的に取り組み、独創的な経営を行っている。 == 歴史 == * 1618年(元和4年)徳川家康公の従兄弟にあたる 福山藩主 水野勝成公の要請により当時廻船問屋を営む高田宗樹が京都から三艘の船で伏見櫓を運ぶ。 その後吉津に土地を拝領し永住し、殿様より宿老(現在の市長)を仰せつかる。 * 1620年(元和6年) - 初代当主 高田宗樹が菓子匠開業する。(創業、屋号:高田屋) * 1622年(元和8年) 水野勝成に饅頭を献上、その饅頭に「左義長(とんど)」の名を賜り、(後のとんど饅頭)福山藩の御用菓子司となる。 * 1750年(寛延3年) - 8代当主 高田助四朗が「虎焼」を開発 と同時に高田屋から虎屋に社名を変更し、菓子屋に専念する事となる。 * 1854年頃(安政年間) - 12代当主 高田林兵衛が藩主 阿部家の茶の湯の会に用命を受け、羊羹と柚餅を納め、阿部家御用専門も努めていた。 * 1955年(昭和30年) -3月22日 14代当主 高田銀一の代、全国菓子博覧会でとんど饅頭が名誉総裁賞受賞。 * 1994年(平成6年) - 16当主 高田信吾が当主就任デビュー作として自らのニックネームをつけた洋風生どら焼き「虎ちゃん」を発売。 * 2003年(平成15年) - 6月 創業祭にて「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」を発表 大ヒット商品と成る。(以降、「本物そっくりスイーツ」がシリーズ化) * 2007年(平成19年) - 10月 「世界発 R20大人限定の和菓子 大人の虎焼」を発表(以降、「R20スイーツ」がシリーズ化) * 2009年(平成21年) - 10月1日 厚生労働省及び独立行政法人高齢・障害雇用支援機構共催により高齢者雇用コンテストに於いて全国3位の特別賞受賞。 * 2014年(平成26年) - ダイバーシティ経営企業100選に認定(経済産業大臣表彰) * 2015年(平成27年) - おみやげグランプリ2015 たこ焼きにしか見えないシュークリーム 各国審査員賞受賞(国土交通省観光庁表彰) * 2015年(平成27年) - 広島県立戸手高校との共同開発で 府中味噌を使用したお菓子(味噌べえ、府味)の2種類を開発。 * 2016年(平成28年) - おみやげグランプリ2016において 日本風彩菓「手まり寿司」 グランプリ受賞(国土交通省観光庁表彰) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「虎屋本舗」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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