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たこ足配線[たこあしはいせん]
たこ足配線(たこあしはいせん、蛸足配線)とは、テーブルタップなどを使って一つのコンセントに複数の電気機器を接続することである。コンセントをタコの身体に、多数の配線を足に見立てて作られた俗語である。回路構成は並列回路になる。 == 現状 == 家屋の壁面等に付けられるコンセントは、ブレーカーから天井裏・壁中、床下等のスペースを専用のVVFケーブルを使用して取り回され設置されるが、設置できる場所や数には家屋の構造にもよるが、限界があり、そのため、家電製品の置場の近くにコンセントが設置されていなかったり、同時に使用する家電製品の数よりもコンセントの数が不足するなどの状態が発生することがある。特に築年数が古い建物は、電気製品(当時は電化製品)が少なかった時代の建築だったため、コンセントの数が深刻に足らない場合もあり、テーブルタップ等でコンセントの位置をフレキシブルにしたり、コンセントの口数を増やす必要が生じる。ただし、ここでいう「たこ足配線」について、電気用品安全法のPSE規格に遵守しているテーブルタップを使用する限り、「たこ足配線」自体に問題はないが、キルヒホッフの電流則より電源側の電流が端末側の電流の和になる為、その使用方法によっては問題がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「たこ足配線」の詳細全文を読む
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