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蝶形紅斑 : ウィキペディア日本語版
斑[はん, むら]

(はん)は、皮膚疾患などでみられる皮疹の一つ。皮膚の表面は盛り上がっておらず平坦で、かつ限局した病的な変化である。
== 斑の種類 ==
;紅斑(こうはん erythema)
:血管拡張や充血が真皮内に起こり赤くなった状態。
;紫斑(しはん purpura)
:血管炎、血管の脆弱性、血管の閉塞などの原因で赤血球が皮内に漏出した状態。代表疾患としてアナフィラクトイド紫斑病
;白斑(はくはん leukoderma)
:色素の脱出や血管の収縮などで、皮膚が白くなったもの。代表疾患として尋常性白斑
;色素斑(しきそはん pigmented spot)
:メラニン色素が皮膚に沈着することにより生じる。表皮など浅いところに沈着すると黒くなり、真皮など深いところに沈着すると青くなる。代表疾患として老人性色素斑(しみ)。
:単に「色素沈着」と言う場合、臨床的には皮膚細胞の新陳代謝が滞ったり又は皮膚への物理的な刺激により、皮膚にメラニン色素が皮膚に通常よりも多く堆積され斑よりも広範囲に皮膚が黒ずむことを指す場合が多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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