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消雪パイプ[しょうせつぱいぷ]
消雪パイプ(しょうせつパイプ)は、道路に埋め込んだパイプから路上に設置したノズルを通して路面へ地下水を散布する除雪・融雪・路面凍結防止装置である〔消雪(しょうせつ)パイプ,新潟県 〕。 == 概要 == この装置は、柿の種で知られる新潟県長岡市の浪花屋製菓の創業者である今井與三郎〔〕が、周囲には雪が積もっているにもかかわらず、地下水の滲みだしている箇所にだけ雪がないことに目をつけ、昭和30年代に考案したとされる〔。 「消雪パイプ」、「消雪管」、「融雪管」などの名称が新潟県内ではよく用いられているが、北陸地方などで「融雪装置」「消雪工」といった場合この消雪パイプを指す場合が多い。 発祥の地である長岡市をはじめ、長野県北部、山陰、北陸から東北の平野部で雪が多く降る比較的気温の高い地域でよく見られるが、北海道や山間部など、気温の低い地域では、消雪水自体が凍ってしまうため、路面に埋設された電気ヒーターや温水管を熱源とすることで融雪する、ロードヒーティングが多く用いられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「消雪パイプ」の詳細全文を読む
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