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アリ
アリ(蟻、螘)は、ハチ目・スズメバチ上科・アリ科()に属する昆虫である。体長は1 mm-3 cmほどの小型昆虫で、人家の近くにも多く、身近な昆虫のひとつに数えられる。原則として、産卵行動を行う少数の女王アリと育児や食料の調達などを行う多数の働きアリが大きな群れを作る社会性昆虫。世界で1万種以上、日本で280種以上がある。種類によっては食用となる。 == ハチとの関係 == 日常的にはハチとアリは別種の昆虫として扱われる。これは日本のアリの多くが毒針を持たないこと、生殖目的以外では翅を持たずに地面で生活するためである。 しかし、生物学的にはアリはスズメバチやベッコウバチに近縁なグループであり、ミツバチよりアリ類の方がスズメバチに近縁である。実際に、アリバチなど翅を失ったハチはアリと良く似ており、羽アリはハチと区別が難しい。 また、シロアリは大きさや集団生活をすることなどがアリに似ているが、アリ・ハチ類とは全く異なるゴキブリ類の昆虫である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アリ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ant 」があります。
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