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蟹清水砦跡[かにしみずとりであと]
蟹清水砦跡(かにしみずとりであと)は、天正12年(1584年)の小牧・長久手の戦いの折り、家康方が築いたとされる砦の跡。この地にはかつて織田信長が永禄6年(1563年)、丹羽長秀に小牧山に築城〔小牧山城〕を命じた際、長秀が建てたと言われている屋敷があった。その屋敷を修復し、砦とした。砦の大きさは東西四十六間、南北六十一間あったとされている。「蟹清水」の由来はこの地に清水があり、蟹がいたからではないかと考えられている。江戸時代には尾張徳川家の御殿(小牧御殿)の一部となり、昭和20年代までは堀跡や土塁跡が残っていたが、現在同地には住宅や道路が整備され、遺構や、名前の由来となったとされる清水も残っていない。 ==所在地== 愛知県小牧市小牧4丁目地内
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蟹清水砦跡」の詳細全文を読む
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