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アリドオシ(蟻通し、学名:''Damnacanthus indicus'' 〔〔)は、アカネ科アリドオシ属の常緑低木〔林 (2011)、679頁〕。 ==特徴== 高さは、30-60 cm〔。主茎はまっすぐに伸びるが、側枝はよく二叉分枝しながら横に広がる。葉は対生し、長さ1-2.5 cmの卵形で、質は固く表面に光沢ある〔。葉腋に1対の細長い長さ1-2 cmの棘がある〔。葉が枝から水平に広がり、それに対して棘は垂直に伸びる。花期は4-5月頃。葉腋に筒状の白い4弁花を通常2個ずつ咲かせる。花冠の長さは約1cm〔。果実は液果で直径 5-6mmの球形〔。冬に赤く熟し、先端に萼が残る〔。 Damnacanthus indicus (bud).JPG|葉と蕾 Damnacanthus indicus (flower).JPG|花 Damnacanthus indicus (fruits s2).JPG|先端に萼が残る果実と細長い棘 栽培されることもあり、地方によってはセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)とともに植え、「千両万両有り通し」と称して正月の縁起物とする。別名を一両(イチリョウ)ともいう。和名の「蟻通し」の語源には2説ある。 *とげが細長く、アリでも刺し貫くということから。 *とげが多数あり、アリのような小さい虫でないと通り抜けられないということから。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アリドオシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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