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血圧計[けつあつけい] 血圧計(けつあつけい)とは、血圧を測ることを目的とした機械(医療機器)である。 血圧は被測定者の精神状態や健康状態などの影響を受け変動するので、頻繁に測定することが望ましい。心理的影響により医療機関で測定した値と家庭や職場で測定した値とが大きく異なる場合もある(いわゆる白衣高血圧や仮面高血圧) 〔今井潤『血圧をいかに測るか :日米欧血圧測定ガイドライン集』ライフサイエンス出版2005.12東北大学21世紀COEプログラム「CRESCENDO」叢書〕。 == 歴史 == 血圧、特に動脈血圧の存在は古くから知られていた。歴史上最初の血圧が計測された時は、馬の頚動脈に管を差し込み、血液が上昇する高さを直接計測した。血液循環説が発表されてからほぼ百年後の1733年、イギリス人の牧師ステファン・ハーレスによる。人の血管に適用したのは1828年になってからであり、このときはカテーテルと呼ばれる細い管を介して水銀柱に圧力を導いた。1896年、イタリアのリヴァロッチが水銀血圧計を発明した。1905年、ロシアの軍医ニコライ・コロトコフがコロトコフ音を発見し、血圧の測定方式の基礎理論(コロトコフ音法)を提起した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「血圧計」の詳細全文を読む
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