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行基図[ぎょうきず] 行基図(ぎょうきず)とは、古式の日本地図。 奈良時代の僧侶・行基が作ったとする説があるが、当時に作成されたものは現存しておらず、実際に行基が作ったものかどうかは不明である。ただし、この図が後々まで日本地図の原型として用いられ、江戸時代中期に長久保赤水や伊能忠敬が現われる以前の日本地図は基本的にはこの行基図を元にしていたとされている。このため、こうした日本地図を一括して「行基図」、「行基式日本図」、「行基海道図」と呼ぶケースがある。 == 概要 == 作成年代によって違いはあるものの、基本的な形態として平安京のある山城国を中心として、諸国を俵あるいは卵状(主として楕円もしくは円)に表して、これを連ねることで日本列島の大まかな輪郭を形成している。また、平安京から五畿七道の街道が伸ばされて全ての国とつなげられている。地図によっては国の郡の数や田の面積などを記しているものもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「行基図」の詳細全文を読む
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