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行徳橋(ぎょうとくばし)は千葉県市川市の行徳地区と八幡地区を結ぶ、千葉県道6号市川浦安線の道路橋。新行徳橋と区別して旧行徳橋と呼ばれることがある。 行徳橋は、市川市の行徳地区と八幡地区を結ぶ県道6号市川浦安線の全長約422メートル、幅7メートルの道路橋。国が管理する可動堰(ぜき)との一体構造物で、1956年3月完成後、1976年の歩道拡張工事以外は改修は行っておらず、老朽化が進んでいる。 == 概要 == 1919年(大正8年)に大規模な江戸川放水路が作られ、行徳地区は東西に分断されたため、翌年これをつなぐ木製の行徳橋が架けられる。現在の行徳橋は1957年(昭和32年)に行徳可動堰上に建設された。 架橋当時としては長大な橋だったが、その後の自動車交通量の増大によって狭隘になり、下流にバイパス橋として新行徳橋が建設された。しかし、行徳橋は現在でも行徳地区と八幡地区を結ぶ重要な橋であり、交通量が多い。専用歩道は自転車・人がかろうじてすれ違って通行できる程度の狭さである。 老朽化に伴い架け替えが検討されているが、工事予定地に水生昆虫の希少種が生息している事もあり具体化していない。そのため路線バスを除く大型車の通行が規制されている。 現存する江戸川に架かる橋の中で、昭和時代の面影を強く残す橋としても注目されている。 森田健作知事は、市川市の行徳橋について、架け替える方向で国と千葉県が合意したことを明らかにした。 森田知事は、2011年6月7日に国交省江戸川河川事務所と千葉県の間で合意した行徳橋の整備条件について「橋を架け替えること、架け替え位置は現位置の上流側とすること」と説明。「この基本的な条件に基づき、橋の構造、費用負担、工程などについて協議を進め、国や市川市と連携を密にして早期の事業着手に向け調整したい」と方針を示した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「行徳橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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