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ギョウジャニンニク
ギョウジャニンニク(行者葫、学名:''Allium victorialis'' subsp. ''platyphyllum'')はネギ属の多年草。 北海道や近畿以北の亜高山地帯の針葉樹林、混合樹林帯の水湿地に群生しており、そのほとんどの繁殖地は国立公園などの自然保護区である。キトピロなどとも呼ばれる(後述)。ヨーロッパ産の基本亜種''A. victorialis'' subsp. ''victorialis''は、ヨーロッパの多くの高山に広く分布している(#生息亜高山地域参照)。 == 概要 == 長さ20 - 30 cm〔 大井次三郎による「ギョウジャニンニク」の項〕、幅3 - 10 cmの葉〔で強いニンニク臭を放ち〔、地下にラッキョウに似た鱗茎を持つ、葉は根生、扁平で下部は狭いさやとなる。初夏、花茎の頂端に、白色または淡紫色の小花を多数つける。種子のほかにも不定芽でも増殖する。生育速度が遅く播種から収穫までの生育期間が5年から7年と非常に長いことから、希少な山菜とされ、市場流通量は少なく高値で取引される傾向にある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ギョウジャニンニク」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Allium victorialis 」があります。
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