翻訳と辞書 |
行進曲[こうしんきょく] 行進曲(こうしんきょく、(マーチ)、(マルシュ)、(マルシュ)、(マルチャ))は、歩速をそろえて行進をするために演奏される楽曲、ないし、行進を描写した楽曲。単独の作品の場合と、大規模な楽曲の一曲として作られたものの両方がある。 == 歴史 == 行進のための楽曲は古くからあり、軍楽や儀式などで使われてきたようである。 17世紀の終わりごろ、オスマン帝国(トルコ)の軍楽隊(メフテルハーネ)が中央ヨーロッパに来て〔当時オーストリアを中心とする中東欧諸国は1683年の第二次ウィーン包囲、それに続く大トルコ戦争などでオスマン帝国軍と戦っていた。〕、当時のヨーロッパ人に強烈な印象を与えた。この軍楽隊は、管楽器と太鼓とシンバルとから成り、舞いながら行軍した。オスマン帝国軍が強かったこともあり、これが非常にヨーロッパに流行して、模した作品が数多く書かれた。「トルコ行進曲」と言われ、合奏ならば大太鼓、シンバル、トライアングルを含んだ。また、それら楽器を含む音楽が「トルコ風」としてトルコを表すものとして使われたこともある(モーツァルト:歌劇『後宮からの誘拐』序曲など)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「行進曲」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|