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衛戍[えいじゅ] 衛戍(えいじゅ)とは、大日本帝国陸軍において、陸軍軍隊が永久に一つの地に配備駐屯することをいう〔えいじゅ【衛戍】 世界大百科事典 第2版〕〔衛戍条例 第一条「陸軍ノ永久一地ニ配備駐屯スルヲ衛戍ト称シ…」、国立国会図書館近代デジタルライブラリー〕。その土地を衛戍地と称した。英語のGarrisonに当る。 == 衛戍司令官 == その地の高級団隊長等が衛戍司令官となった。衛戍司令官はその衛戍地警備の責に任じ、兵力使用の権限も与えられた。各衛戍地には所用に応じて衛戍病院、武庫、衛戍監獄(後に衛戍刑務所、衛戍拘置所となる。)が置かれ、衛戍司令官が所管した。 衛戍勤務は主として衛戍衛兵及び衛戍巡察を以て行った。衛戍勤務に服する者は暴行を受け自衛上やむをえない場合等には兵器を使用することができたが、もし兵器を使用した場合には衛戍司令官は陸軍大臣に報告する必要があった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「衛戍」の詳細全文を読む
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